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「こいる」
縄文の頃から使われてきた漆という植物の樹液は物事を清め、
力を生むと感じる。ぐるぐるに編まれた作品は漆を流すと
木崎湖の空気湿気を吸収して固まり再形成する。
木崎湖の清い水、空気を生かし東北への鎮魂、復興を願う。
場所 海ノ口キャンプ場
鑑賞時間 日没まで
いらはら みつみ Mitsumi Irahara

漆造形家。会津大学短期大学部装飾論講師。
主な展覧会に2003年旺山開天祭(韓国)野外展示、
2007年Japan&Korea 漆 art exhibition東京芸大美術館、
2009年 銀座フレンチレストランポトフにてインスタレーション。
2005年 国際漆展銀賞受賞。
近年では、漆があることで成り立つカタチや廃材を利用して
作品を発表。
新企画出版局『陶遊』にて「金継ぎあそび」連載中。




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