タテタカコ Tate Takako
国立音楽大学・音楽教育学科卒。
2001年頃から地元・長野県飯田市を中心にライブ活動を始める。
2004年夏、映画「誰も知らない」(04/是枝裕和監督作品)挿入歌「宝石」を収録したアルバム「そら」をリリース。以降、倉橋ヨエコ、eastern
youth、遠藤ミチロウ、友部正人、向井秀徳アコースティック&エレクトリック、野狐禅、Bleach、リクオ、石橋英子(ex.パニックスマイル)×
アチコ、ほか、多くの個性的なアーティストと競演するなど、全国各地で精力的なライブ活動を展開。
演奏する場所も、ライブハウス、ホールやカフェ、街頭などはもちろん、能楽堂、教会、寺社、アトリエ、美術館や博物館の中庭、酒蔵、焼物の窯の中など、特徴的な会場を多く選択。
あらゆる状況でその表現力を
研磨し続けている。
2005年、自らの内面世界を精緻に描写し、芸術的評価を高めたセカンドアルバム「裏界線」、そして"飯田三部作"完結編「稜線の彼方へ」を立て続けにリリース。ピアノと歌だけで独自の表現世界を綴りあげた文学的小品集は多くの人々の心を打ち、各地で「人」の体温がじわじわと伝わるような独特な支持を集め始める。
2007年春、よしもとばなな原作による映画「アルゼンチンババア」の主題歌としてシングル「ワスレナグサ」を、更にピアノと歌による表現を深く掘り下げたフルアルバム「イキモノタチ」をリリース。
そのリリースツアー「狼の皮を被った羊」では、人伝に広がった評判が各地で独特な活動状況を生み、ツアー中に収録されたドキュメンタリー番組「情熱大陸」で、その様子が紹介された。
2008年2月「君は今」(パナソニック企業CM使用曲)、3月「遠い日」(信濃毎日新聞社CM曲)、4月「人の住む街」、3ヶ月連続でウェブ配信限定シングルを、続いてアルバム「敗者復活の歌」をリリース。3三部作からアルバムまで、すべてのジャケットで切絵作家・吉野有里子さんのオリジナル作品を展開。坂部康二監督によるビデオクリップは、奈良美智「君は今」、小林紀晴「遠い日」、橋口譲二「人の住む街」、3人のヴィジュアルアーティストのスチール写真で構成。映像〜写真〜音楽、3つの表現分野にまたがるアイディアの循環によって想像力を最大限に掻立てる映像作品をDVD作品として同梱。
12月にはコンピレーション・アルバム「家族時間〜NHKみんなのうたカバー集」に谷山浩子作品「恋するニワトリ」で参加。石橋英子プロデュース第1弾。
2009年1月、石橋英子とのセッションが始まる。4月までのあいだに「今日を歩く」(SBC信越放送制作ドキュメンタリー番組「福太郎!〜寺町の大きな家族〜」テーマ曲)、「innocence」「眠りつくまで」「祝日」、セッションから生まれた新曲をたて続けに発表。そして5月から6月にかけてタテタカコ×石橋英子・ユニットでのツアー「5
days many mines」を、青森、東京、名古屋、大阪、沖縄の5カ所で開催。これまでピアノと歌だけの完全な独奏でライブを重ねて来たタテタカコにとって、アンサンブルでのライブ・パフォーマンスはデビュー以来初のトライ。
4月と6月には2度に渡ってカンボジアへ。NPO「ASAC・カンボジアに学校を贈る会」の活動と恊働しながら各地の学校を訪問。音楽をほとんど体験したことのない人々と一緒に歌をうたいながら、現地の生の状況を体感しながら、厳しい状況にあるカンボジア各地を巡ることになった。
恒例となった会場やイベントに加え、さらにさまざまなタイプのライブを展開。南アルプス麓の森の中、海、満開の桜の下、公園、日本最古の遊園地、弁天湯では向井秀徳、ジムオルークとの三部作、バックパッカーの集まるゲストハウスや江戸時代の茶屋、日本最南端・波照間島。新たな競演者;遠藤賢司、OGRE
YOU ASSHOLE、中山うり、ミドリ、本橋成一、橋口譲二。
10月、新曲「帰路」(ピタットハウスCM使用曲)を発表。アニメ「虫歯鉄道」武藤健司監督との共同作品ビデオクリップ「歯をみがきなさい」をiTunesSTORE限定リリース。
冬、2年振りのリリースとなるアルバムの制作を開始。石橋英子、AxSxE(NATSUMEN)をプロデュースチームに、八ヶ岳山麓のスタジオに envy
など多彩なゲストを迎え、11曲からなるコンセプトアルバムが完成。
2010年春、アルバム「Harkitek or ta ayoro」をリリース。
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